質問ゲレンデではSPFいくつの日焼け止めをすればいい?
回答SPF30以上、PA+++の日焼け止めを小まめに塗るのがお勧め。
私もスキーやスノボが大好きで色々試しました。結局一番焼けなかったのはこの方法。
SPF30以上、PA+++の日焼け止めでお勧めなのは薬用UVホワイトニングベース30。
冬でも乾燥しないのでゲレンデ使いにぴったりです。
スキー焼けがひどい理由
ご存じの方も多いかと思いますが、ゲレンデは雪の高い反射率のせいで強い紫外線にさらされます。 夏に比べて、冬の街中では紫外線が弱まっているためお肌の紫外線耐性は下がっています。そこに真夏のビーチ並みの紫外線が急に襲い掛かるので、肌のダメージは甚大です。
SPF30でも大丈夫な理由
- PAが+++なら黒くなるのを防げる
- SPF30を超すと紫外線カット力はほぼ同じ
- SPF30は10時間持つ
SPFは肌が赤くなるまでの時間の長さの指数、PAは肌が黒くなるのを防止する指数です。PAが+++であれば強い紫外線でも肌が黒くなるのを防ぐことが出来ます。 日焼け止めのSPFとPAの計算方法は別ページで詳しく説明していますので、興味があれば確認してみて下さい。
更に、SPF30を超すと紫外線カットの効果はあまり変わらないと言われています。SPF30なら10時間持つ計算です。朝9時から夕方6時まで滑ったとしても9時間なのでSPF30で十分ですね。ただし、これは1cm×1cmの面積に2mg塗ったときの時間です。実際にこの量をぬるとかなりたっぷりだなと感じる量で、よく叩き込まないと白く残ってしまうと思います。
日焼け止めを塗るときは、以下の5点に注意してください。
日焼け止めを塗るときの注意点
- 叩き込んでたっぷり塗る
- 頬や鼻などの焼けやすい部分には重ね漬け
- 小まめに塗りなおす
- ファンデーションを上から塗ると、更にUVカット!
- 耳や首も忘れずに
SPF50以上のデメリット
- 肌への刺激が強い
- 付け心地がよくない場合が多い
- 小まめに塗りなおさなくなりがち
しっかりUVケアしようと、SPF50以上の日焼け止めを朝に塗ってそのまま夜までゲレンデにいる方もいます。
ですが、それでは汗や摩擦で日焼け止めがとれてしまい結局どろぼう焼けに。
SPF50以上の日焼け止めをこまめに塗れれば完璧にUVケア出来ますが、SPFの高い日焼け止めにはデメリットもあります。
多くのSPF50以上の日焼け止めは、UVカット効果を優先しているため肌への刺激は強めです。敏感肌の方にはあまり向かないでしょう。また、SPF50以上の日焼け止めは付け心地がよくない場合が多いので、つい塗りなおしを避けがちなのでお勧め出来ません。SPF30でも日焼け防止の効果は変わらないため、刺激の少ないSPF30を選び小まめに塗り直しを行う方が効果的だと思います。
自分の肌質に合った日焼け止めで、かつ、小まめに塗りなおせそうならSPF50以上の日焼け止めをつかってもいいかもしれません。