冬の乾燥でシワが刻まれる！？

回答 「冬の乾燥がシワの原因となる」というのは本当です。

シワの原因は大きく分けて5つ。乾燥・紫外線・栄養不足・加齢・表情です。
これらの条件が揃いやすいのが冬。悪条件で無防備にすごしては、あっというまに顔年齢が上がってしまいます。 それぞれの原因同士も関係していて、表情が豊かでも肌が潤っていればシワは出来にくくなります。

乾燥

冬と言えばまずまっさきに気になるのが乾燥。
肌にいい湿度は65％以上とされていますが、10月〜5月までは65％を下回ります。
年間の半分以上は、肌にとって乾燥した厳しい環境ということになりますね。

乾燥対策で重要なのは、化粧水の量ではなく「保湿成分」です。水分が足りないからといって、化粧水の量を増やしても望むとおりのぷるツヤ肌は手に入りません。
それよりも、水分保持力を高める効果があるヒアルロン酸やコラーゲン・セラミド配合といった点に着目して基礎化粧品を見直す方が、対策として効果的です。

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紫外線

夏はしっかりケアしていても、隙が出来がちなのが冬のUVケア。
日差しは和らいでいても、紫外線が無い季節はありません。外出時はもちろん、家の中でもUVケアをするのがベストです。
顔だけ日焼け止めクリームを塗って満足してしまう方もいますが、女性が加齢を感じる箇所に多く上がるのは「首」です。首や手などの忘れがちな部分もしっかり日焼け止めクリームを塗りましょう。

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栄養不足

意外にも、ダイエットによる栄養不足も将来のシワの原因になるそうです。
ふっくらしたおばあちゃんの方がシワが少なかったりするのは、そのせいかもしれませんね。
でも、何も太る必要はありません。肌を美しく保つために必要なビタミンC・アミノ酸といった栄養素を注意して摂取するようにすればいいのです。
もちろん不健康で無理のあるダイエットは禁物。一気に肌年齢を加速させます。なにごとも適度に、健康的にするのが一番ですね。

表情

表情については、表情筋を動かすことと保湿ケアがポイントです。
表情ジワを気にする人は顔の筋肉を動かすことがシワに繋がっていると考えがちですが、それはむしろ逆です。顔の筋肉全体を動かすことは、シワ予防につながります。
問題は表情筋が動くときに、肌が乾燥しているとシワに繋がる事。
普段のスキンケアで保湿成分を強化し、マッサージや顔の表情トレーニングをするときは小まめに保湿クリームを足すようにすれば、老化を抑えられます。

加齢

年齢を重ねるとどうしてもシワは出来やすいもの。
そのそもそもの原因は、加齢によって若い時ほどコラーゲンやヒアルロン酸を分泌出来ないためです。老化をストップすることは出来ませんが、保湿・UVケアなど様々なアプローチで老化をゆるやかに出来ます。