強力アンチエイジングのプラセンタ

bookmark

30代が選ぶ口コミコスメを本音でレビュー【辛口コスメ調査隊】

強力アンチエイジングのプラセンタ

元来プラセンタは、肝障害や更年期障害の治療剤として長い歴史があるものです。その治療の為にプラセンタを注射されていた患者さんが、どうしたものかお肌がツルツルになり美白になってしまった!ということから、美容への活用がなされて来たんですよ。いま取り上げられているプラセンタの効果というものは、実は治療薬としての投与の副作用だったのです。副作用といっても、とても素敵なものもあるのですね。

 

 

プラセンタとは?

プラセンタとは、元来「胎盤」という意味です。受精卵が子宮壁に着床すると、その瞬間から猛スピードで細胞分裂が始まるのですが、赤ちゃんになるための細胞分裂と胎盤になるための細胞分裂、この2つが始まるのです。胎盤は赤ちゃんとへその緒でつながって、お母さんから栄養や酵素を貰って赤ちゃんの送るインフラとしての役割と、赤ちゃんの細胞分裂が正確で迅速(急速に)行われるようにする成長因子というものを作るのです。今では胎盤から取り出した「胎盤由来の成長分子とその他の栄養素」を指して「プラセンタ」と呼んでいます。

 

プラセンタ

 

プラセンタの働き

たったひとつの細胞が赤ちゃんになるのですから、そのプラセンタの働きというのは驚異的なのです。単に栄養素がたっぷり!といったものではなく、細胞の分裂をコントロールする力があります。この力は、再生が必要な古い細胞やダメージを受けてしまった細胞などに働きかけ、新しい細胞を作るという事ができるのです。同時に含まれている血流やホルモンバランス(基礎代謝の向上)などを整える力と一緒に働きますから、このプラセンタを取り込むことによって、若々しいお肌を作ってくれるのです。


それともう一つ!プラセンタには活性化酸素を除去する強力な抗酸化作用があるようです。だってお腹の中の赤ちゃんを、酸化から守らなくっちゃなりませんものね!これらはアンチエイジングには欠かせない効果です。「目指せ!若返り!」ではモノ足りません。プラセンタを使って「目指せ!赤ちゃん肌!」ですね。活性化酸素が引き起こすとされている成人病の予防にもなり、一石二鳥三鳥!

 

ヒト胎盤由来のプラセンタを注射するのが一番効果的のですが、肝障害や更年期障害などの患者さんには保険の適用があっても、美容などに用いるのは大変高価です。豚胎盤由来や馬胎盤由来を使うことによって、随分と安価なものも増えました。これらでもヒト胎盤ほどではなくとも、かなりの効果を実感するはずです。また注射が一番とは言え、経口(飲む)や直接肌に付けることでも効果は得られます。近頃植物由来や海洋性のプラセンタなどという物も出てきましたね。 植物や魚は胎盤は持ちませんから、それらが持っている成長のシステムに関わる栄養素等という意味だと理解していいと思います。過度な期待は危険ですが、ある程度の効果は得られますよ。
「やっぱり胎盤と考えると。。。」と二の足を踏む方には、いいかもしれません。

 

 

プラセンタの副作用

昭和30年代からずっと治療薬として使われてきて、未だに深刻でネガティブな副作用な報告はありません。血液製剤ですからそれを懸念しますが、今ではそのような問題がある胎盤を使用しません。肝臓疾患や婦人病の治療薬であるにもかかわらずお肌瑞々しく尚且つ美白になり、精神的にも前向きでアクティブになるといったものが、副作用として報告されたものだったのです。
余談ですが、プラセンタを投与されたラットは、投与されていないラットに比べ、困難に出会した時に立ち向かおうと頑張る傾向にあるのだそうですよ。